ごあいさつ
奄美大島本島南部の瀬戸内町・宇検村では、平成29年4月に地域医療連携推進法人「アンマ」設立しました。
地域医療連携推進法人とは、競争よりも協調を進め、地域において質が高く効率的な医療提供体制を確保するものです。
平成16年より瀬戸内地区医療連絡協議会を立ち上げ、休日当番医体制、総合防災訓練およびトリアージ訓練等の連携を進めてきました。
今回の地域医療連携推進法人は、さらに一歩進んだ連携体制により、少ない医療資源で地域に必要な医療介護体制を提供する土台となるものです。
名称「アンマ」の由来は、法人の前身となる奄美大島南部町村地域医療介護連携協議会(Amami Nnbu Medical care Association:ANMA=アンマ)を引き継ぎました。そして「アンマ」という言葉は、シマ(奄美)の方言で「母」を意味し、生命の源である女性の視点を大切したい、との意を込めさせていただきました。
『アンマ』の目指すものは、本地域において奄美大島の医療のサブ拠点として、地域の救急を担いつつ、初期の医療を主とした地域完結型医療の確立と、医療と介護の円滑な連携です。瀬戸内町で展開している「チームせとうち“我が事・丸ごと”支え愛事業」と協働し、地域包括ケアシステムの構築に大きく貢献してくと考えています。
今後、地域医療を支える母体となれるよう活動していきます。ぜひ御理解をいただき、共に前進して頂ければ幸甚です。
代表理事 桂 久和
法人概要
●法人名 一般社団法人 アンマ 略称:ANMA(英文表記 Amami Nanbu Medical Care Association) |
●代表理事 桂 久和 |
●創立年月日 平成29年4月2日 |
●事務局所在地 〒894-1510 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋瀬久井西13番地2 メール:info@amamianma.com ファックス:0997-72-3762 |
●定款(PDF:167KB) |
役員
●代表理事 馨和会理事長 桂 久和 |
●理事 宇検村長 元山 公知 瀬戸内町長 鎌田 愛人 九州大学名誉教授 信友 浩一 |
●監事 瀬戸内地女連会長 川井 黎子 |
医療連携推進方針
●参加法人医療法人馨和会 | いづはら医院 |
鹿児島県宇検村 | 国民健康保険宇検診療所 |
鹿児島県瀬戸内町 | 瀬戸内町へき地診療所 |
瀬戸内町巡回診療車 | |
瀬戸内町与路へき地診療所 | |
瀬戸内町国民健康保険池地診療所 |
奄美大島南部町村(宇検村・瀬戸内町)において、安心して暮らせる地域包括ケアシステムの構築を実現できる医療介護連携推進法人を目指します。
●運営方針誰もが住み慣れた地域で自分らしく末永く暮らせるよう、地域の医療機関相互の機能の分担・連携を推進します。質の高い医療を効率的に提供し、介護事業所等とも連携し、地域の皆様が健康で、意欲のある生活を送れるように保健・医療・福祉のイノベーションを図り、未来に責任あるまちづくりを推進します。
沿革
平成27年9月28日
国において「改正医療法」が公布。「地域医療連携推進法人制度の創設」等が記載。
平成27年12月7日
医療法人馨和会理事長桂久和が鎌田愛人瀬戸内町長に面会。瀬戸内町の医療の現状報告、地域内の医療機関による「地域医療連携推進法人」設立を提案。
平成28年月6日
九州大学名誉教授信友浩一を招聘、奄美南部地域の医療の将来像を検討する。
平成28年3月18日
瀬戸内町、宇検村に対し地方創生加速化交付金決定内示 36,500千円。
奄美南部町村の医療介護に関する調査及び地域医療連携推進法人設立に利用することとなる。
決算報告書
・第5期決算報告書(PDF:58KB)・第4期決算報告書(PDF:61KB)
・第3期決算報告書(PDF:58KB)
・第2期決算報告書(PDF:36KB)
・第1期決算報告書(PDF:149KB)
議事録
・令和3年8月評議会議事録(PDF:51.8KB)・令和2年8月評議会議事録(PDF:51KB)
・令和元年8月評議会議事録(PDF:84.8KB)